【理事長ブログ】行田市の人口と多文化共生

令和6年5月1日の行田市の人口が、令和6年4月1日に比べ90人ほど増加しております。ここ数年は「さきたま国際学園」の影響もあり、入学月の4月~5月にかけて増加傾向にありましたが、今回については人口社会増もあったようです。様々な要素が混ざり合い、この90人という嬉しい数字になったようです。

行田市では外国人の数も年々増えてきており、行田市役所では2024年3月1日から「外国人のためのサポート窓口」が開かれました。こういった取り組みはとても重要であり、引き続き多国籍の方々と共に誰もが明るく暮らせる多文化共生社会を築いていく必要があると考えております。

多文化共生とは、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)とある通り、日本人と外国人がお互いの文化や習慣を知ることが大切です。違いを知れば気持ちも分かり合えるはずです。

日本人も外国人も、お互いを尊重し助け合い、誰もが安心安全に暮らしていける社会の中で、誰もが行田の生活を楽しみ誰もが行田を好きでいて欲しいと思います。「多文化共生」は行田において、日本において、これからの重要テーマとして学び、考え続けなければいけないことだと感じております。