「守破離」という言葉はご存じでしょうか。
こちらは武道の用語がもとで、師匠からの教えをもらう時のプロセスについての言葉です。
「守」は型を守る、「破」は型を少しずつ破っていく、「離」は完全オリジナル
これは武道から生まれた言葉ですが、仕事においてもそうだし、JCにおいても同じだと思います。それこそスポーツの世界だとしても、大谷選手は打撃は松井秀喜、投球は松坂やダルビッシュの真似をしていたそうです。そこから段々と離れ、オリジナルを創り出してあれだけの偉業を成し遂げました。
JCにおいてもそうで、「あの企画すごい」とか「あの人の会議での発言や考え方はすごい」というものがあったら、まずは真似ることから始めてみましょう。幸いにもJCには企画書も議事録もデータとして何年分も残っています。まずは守としてそういったものを見たり聞いたり実行してみる。また報告書を見てさらに改善しより良いものに仕上げ、そして最終的にはオリジナルのものとして離を実行する。そういった流れを行うのがJCであります。安易にオリジナルを求めても上手くいかないものです。まずは「真似る=学ぶ」ことが必要です。最終的なオリジナルが、最終的により明るい豊かな社会に繋がっていることを願っております。