60周年式典実行委員会

式典実行委員長 大谷 祐一

邁 進 
~受け継ぎ繋いでゆく志~

 2022年度、私たち行田青年会議所は創立60周年を迎えます。創立以来、先輩諸氏は地域の置かれている社会情勢を見据え、考え、議論し、「明るい豊かな社会」を目指し、まちの未来の為に行動をしてこられました。本年は、60年前以来の壬寅(みずのえとら)の年になります。壬は「生まれる」、寅は「成長する」という意味を持ち、生まれたものが成長する年となります。創立以来の志が、脈々と受け継がれる中、その志を次世代へと引き継ぐため、周年である今、私たちは行田青年会議所の歩みに敬意を持ち、情熱を燃やし未来へと進んでいかねばなりません。
 60年の間、英知と勇気と情熱を持って行動をしてきた先輩諸氏がいなければ今の私たちは、ありません。私たちは、行田青年会議所の歩みを知り、運動できる環境と学べる場所が繋がれてきたことに改めて先輩諸氏に感謝をし、さらなる「明るい豊かな社会」を目指し、社会情勢に対応した新たなビジョンを実行していく必要があります。しかし、私たちは、メンバー同士が議論を尽くし、ともに行動していく姿勢を変えることはありま
せん。それはどの時代においても、青年会議所は、より良い変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する団体であるからです。その変わらぬ姿勢をみていただき、未来のビジョンを示すことが本当の意味での感謝に繋がります。
 新たなビジョンを実行していくためには、まずメンバー一人ひとりが、より良い社会を築く青年経済人であることを自覚し、まちの置かれている社会の現状に意識を向け、仲間とともに未来のまちや人の可能性を発展させるために行動する必要があります。私たち皆が、同じ意見であるならば、青年会議所という組織である必要はありません。私たちそれぞれが想うまちのかたちを意見にして、どのように実現するかを議論し集約することが、まちの未来をつくる第一歩となります。そして、意見を目的ある運動へと昇華させて、結束して果敢に挑むことで大きな運動となります。挑んだ結果は、自らの成長となり、さらに大きな運動の原動力となるのです。
 60周年式典実行委員会は、過去から変わりなく目指してきた「明るい豊かな社会」への、新たなスタートを切るための運動を行ってまいります。そのために、メンバーの結束を図り、新たなビジョンに挑戦する熱意を醸成します。そして、先輩諸氏より受け継いできた志を次代へと伝えてまいります。課題へと挑戦する姿が、先輩諸氏へ感謝を伝えるとともに、「明るい豊かな社会」の実現への一歩となると確信します。

事業計画
 1.2月第1例会
 2.9月第1例会
 3.オープン委員会
 4.記念誌作成
 5.その他

予  算
 一般会計繰入収入より 合計 1,050,000円