希望
~終わりなき挑戦が生きがいの持てる未来をつくる~
【はじめに】
私たちの未来に希望を抱けていますか。内閣府の調査では、日々の生活に不安や戸惑いを抱え、現状を変えることを恐れて満足してしまっている人が、全体の50%を超えています。特に若者世代や子育て世代にその傾向が強く見られます。
変化の激しい今だからこそ、心の豊かさや地域社会とのつながりを深めることが、若者が未来に希望を抱き活躍できる、環境づくりにつながります。そのためには、柔軟な思考で変化に対応する覚悟と、自ら地域に関わる当事者意識が必要です。また、人との交流から生まれる新しい価値が未来を切り拓く力となります。こうした運動の連鎖が、誰一人取り残すことのない希望が溢れる幸せな社会の実現になると確信します。
【魅力溢れるまちのために】
私たちが目指す明るい豊かな社会とは、すべての人が理想を持ち、覚悟をもって人生を歩める社会です。その実現にはライフステージに応じた支援、生活の調和、やりがいのある仕事や豊かな暮らしが欠かせません。多様な経験や学びを通じて好奇心と活力を育み、失敗を恐れず挑戦することで価値観が広がり、生き甲斐のある社会が生まれます。
多様性が認められる現代においては、多様な人財が活躍できる環境づくりが不可欠です。若者の柔軟な発想と、まちの文化や自然を守ってきた先人の想いが融合することで、世代間交流による学びが生まれ、すべての人が希望を持って、生き生きと暮らせる明るい豊かな社会になると確信します。
【個性が織りなす人財育成】
青年会議所はまちの未来を真剣に考える仲間と出会い、共に成長できる唯一無二の組織です。年齢や立場に関係なく、切磋琢磨する中でリーダーシップが育まれます。会員拡大は組織のためではなく、まちの未来のための運動です。JCの魅力を伝え、自らの変化を示すことで、まだ見ぬ才能ある青年を巻き込むことができるのです。多様な価値観が加わることで運動の質は向上し、結果として自律性・判断力・交渉力・誠実さが養われます。私たちは、なぜ会員拡大が必要なのかを理解し、当事者として責任を持ち、最後までやり遂げる覚悟を持たなければなりません。自らが率先して仲間を増やすことで、魅力ある人財が集う強固な組織になると確信します。
【誇りある組織となるために】
強い組織を築くには多様な人材が活躍できる土壌が必要です。多様性とは自由に行動することではなく、共通の価値観を持ちつつ個を尊重し、互いに高め合うことです。また効率だけを求めるのではなく、効果の最大化を目指す事が重要です。そのためには全員が組織の現状を把握し、課題解決に向けて行動することが不可欠です。活動の目的を明確にし、意欲と満足感を持てる展開を行うことで、組織はより強固になります。また地域や企業、家族にとって貴重な存在であることが誇りある組織づくりに重要です。SNSを活用し、伝えたい相手に合った方法で効果的に発信することで認知度が高まり、地域の支持を得ることができます。誰かのために起こす行動こそが信頼を生み、その信頼が組織や地域、企業、家族へと広がることで、誇りある組織になると確信しています。
【創立65周年に向けて】
行田青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を目指し、63年にわたって活動を続けてきました。先輩たちの情熱と利他の精神、そして友情の中で培われた志は、今も受け継がれています。この道のりは決して当たり前ではなく、時代を切り拓くための挑戦と努力の積み重ねの結果です。2022年に策定した「彩推進宣言」を改めて見直し、これまでの歩みを振り返ることで、さらなる成長と地域の発展につなげていきます。変化し続ける社会において、何を変え、何を守るべきかを見極めながら、次世代へとバトンを繋ぐ責任を果たしていきます。
【未来につながる継続事業】
1972年、行田青年会議所創立10周年に開催された「ヤングフェスティバル」は、時代の変化とともに形を変えながらも受け継がれ、現在では「行田浮き城まつり」として定着し、行田市最大の祭りとなりました。こうした地域の象徴ともいえる事業を、単なる一過性のものとして終わらせるのではなく、「継続的な事業」として育てていくことが、今、強く求められています。継続することで、地域の文化や伝統が次の世代へと確実に受け継がれ、人と人とのつながりが深まり、まちづくりの原動力となっていくのです。
青年会議所が時代を先駆けたリーダーシップを最大限に発揮してくことで、地域の力を結集し、率先して挑戦を続けながら、希望に満ちたまちづくりの実現に向けて、これからも歩みを進めてまいります。
【生き甲斐の持てる未来のために】
小さな産声が響いた瞬間、胸の奥から言葉にできないほどの喜びがあふれ出た。尊くも愛おしい生命の誕生に幸せや希望を抱き、同時にこれからの人生に起こりうる幾多の困難に立ち向かう決意を新たにしました。己を突き動かす原動力は感情を揺さぶる出来事に遭遇した時や、新しい価値観に触れた時の楽しさや好奇心を刺激された時に生まれます。情報を得て考えることも大切ですが、自らの直観をもとに、ただただ世界の楽しさに飛び込む、素朴で純粋な子ども心が必要だと考えます。その原動力こそが、まちをより良くする行動へとつながるのです。
いつの時代も人は一人では生きられません。相互扶助の精神を持ち、支え合って生きていることへの感謝と、その想いを周囲へ広げることが必要です。失敗を恐れず挑戦を楽しみ、誠実で純粋な心で人と向き合うことで、どんな困難も乗り越えられます。自らの挑戦が地域を変える力となり、誰かを支えようとする心が、希望に満ちた社会を築く原動力となります。心の充実と終わりなき挑戦が、生き甲斐の持てる明るい社会を創ると確信します。



