60周年準備会議

議長 小林永典

責任と自覚
~想いを未来へつなげるために~

 行田青年会議所は発足から59年が経ち2022年に60周年を迎えます。近年、会員減少に伴う事業規模の縮小や現役メンバーの在籍期間が短くなってきていることから、刻々と変化していく時代に合わせて私たちの運動を見直す必要があります。今もなお私たちが運動を続けてこられたのは、先輩諸氏が青年会議所運動に熱い情熱を注ぎ、多くのまちの人や団体、行政と手を取り合って活動してきた背景があります。その時々で事業内容は変わっていきますが、行田青年会議所の本質は変わりません。先輩諸氏が築いてきた「誇り」と「伝統」を受け継ぎ、「明るい豊かなまち」の実現のため、60周年に向けて未来ビジョンを作成し、私たちの運動をより多くの人に発信する必要があります。
 そこで本年度60周年準備会議では、60周年を迎えるにあたり過去10年を振り返り4e運動とロードマップの調査と検証を行い、そのときに込められた想いを知らなければなりません。過去の事業を振り返ると、そこには様々な時代背景があり多くの困難な壁にぶつかり、仲間と共に切磋琢磨しながら事業をやり遂げてきました。55周年の時に策定したロードマップにある数値目標を基に、当時の想いと共に目的達成の検証を行います。そこで今の行田青年会議所が必要としているもの、足りないものを精査し、私たちらしい運動の礎を築いていく必要があります。過去から引き継いだ責任を再確認し、その会議の場で活発な意見交換を行い、自分の想いを伝え、共に創り上げることで会員の資質向上となります。そしてその責任の下、未来を見据えた未来ビジョンの作成を行います。その為には一人ひとりの力を結集し、メンバー一丸となって同じ志を持たなければなりません。様々な問題が起きようとも、困難な壁にぶつかろうとも私たちには信頼できる仲間がいます。多くの声に耳を傾け、自覚ある一歩を踏み出すことで、その行動がより多くの仲間を巻き込み、行田の未来を明るく照らしていくと確信します。
 私たちには例外なく平等に時間が与えられています。仕事をする時間、家族と過ごす時間、自分の時間、青年会議所活動をする時間、この限りある時間をどう使うかで今後の人生が変わります。自分が出来なかった裏では、必ず代わりに動き支えてくれているメンバーがいます。誰のおかげで今も変わらぬ運動が出来ているのか、誰のおかげで自分がJCを出来ているのか、自分の代わりを誰がしてくれているのか、今一度考え、すべてに感謝しなければなりません。未来を変えるには、先輩諸氏が情熱をもって行ってきた過去を学び、その想いを胸に地道に活動を続けていくことが必要です。人生において二度とない今を、責任を持ってその想いを未来へ繋げられるよう、60周年準備会議はメンバー一丸となってその担いを全うしていきます。

事業計画
1.3月例会
2.6月例会
3.9月広報誌(60周年ビジョン発表)

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